胃がん予防に効果がある?ヨーグルトを食べて胃痛が改善されました!|内臓疾患ファイル

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2016年4月4日
胃がん予防に効果がある?ヨーグルトを食べて胃痛が改善されました!

家族には胃がんの既往歴をもつものがいて、胃がんのリスクファクターを抱えながら、自分自身もしょっちゅう胃を痛めている看護師が見つけた胃がんの予防になる魔法の食べ物。それはヨーグルト。食べ始めたら自分の胃の症状が劇的に改善!その後は胃痛に悩まされない生活を送れています。

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胃がんってそもそもどんな病気?

胃痛に悩む女性のイラスト

胃がんとは、胃にできる上皮性の悪性腫瘍のことです。日本では肺がんに次いで死亡率の高いがんとなります。がん検診で見つかるには発症から何年もかかるとされ、むしろがん検診で見つかった時には他の臓器にも転移している可能性が非常に高いという恐ろしいがんです。

40歳代以降で発症率が高くなり、特に男性に多く発症しやすいがんとなります。また、アジア人での発症率が高く、日本国内でも東北地方、特に日本海側の人で高く、九州や沖縄での発症率が低い疾患ともなります。

胃がんのリスクファクターって?

胃がんのリスクファクター、つまり胃がんになりやすい人は、下記のような特徴があります。

  • 50歳以上、男性
  • 野菜をあまり食べない人
  • 1日1箱以上喫煙する
  • 塩分の多い食べ物や刺激物(辛い食べ物)を好んで食べる
  • 飲酒量が多い
  • 慢性胃炎または胃潰瘍となっている、または、なったことがある
  • 胃にポリープがある
  • ヘリコバクターピロリ菌に感染したことがある
  • ストレスをためやすい
  • 血縁者に胃がんにかかった人がいる

胃がんの症状ってなに?

胃がすごく痛い男性のイラスト

胃がんはステージによって様々な症状が出現します。初期症状は下記のとおりです。

  • 嘔気
  • 胃の不快感が長く続く
  • 食欲低下
  • 1か月で3kg以上の体重減少
  • 慢性的な胃の痛み
  • 胸やけ
  • お腹の張り
  • 黒色の便が出る
  • 貧血症状

お酒を飲みすぎた後や食べ過ぎた後にもよく出る症状ですが、一時的なものではなく、継続した場合は胃がんである可能性もあるため、注意が必要です。

胃がんを予防できる魔法の食べ物に出会いました

というわけで、胃がんのリスクファクターに当てはまるものがあり、さらに胃がんの症状にも当てはまる症状が一時的ではありますが、出現していた自分は、どうすればいいのか考えました。

とりあえず、胃がんを予防しつつ、苦痛ともなっている慢性的な胃の痛みお腹の張りをどうにかしたい!と調べたところ、2つの食品に巡りあいました。

そして実際に自分の体で実験を開始しました。

胃がん予防の魔法の食べ物<ヨーグルト>

ヨーグルトの乳酸菌が胃腸で働いているイラスト

まず、自分が巡り合った食べ物がヨーグルト。ヨーグルトは排便にも良いため、よく食べていました。しかし、自分がいつも食べていたものは、某会社の果物がたっぷりと入ったヨーグルト。

調べたところ、胃がんの予防に効果のあるヨーグルトは、OLL2716乳酸菌が入ったヨーグルト。このOLL2716乳酸菌ですが、胃がんの原因になると考えられているヘリコバクターピロリ菌を大幅に減少させる効果が高いということが実験で証明されました。

そして、この乳酸菌が含まれているのが明治乳業のLG21というヨーグルト。実際に行われた実験では、このヨーグルトを1日2回、90gずつ食べてもらうというものでした。そのため、自分も同様の食べ方でとりあえず1か月実験を開始しました。

結果についてはまた後程。

胃がん予防の魔法の飲み物<ヤクルト>

ヨーグルトを食べつつ、次に自分が着目したのがヤクルト。その中でもヤクルトBF-1が効果的ということがわかりました。ヤクルトBF-1は、ビフィダムY株が使われています。

この乳酸菌が胃酸に強いため、胃の中で生き残り、胃の炎症予防やピロリ菌の働き抑制の効果、除菌の補助を行うことがわかっています。なかなか売っている店が少ないとの情報でしたが、たまたま地元のコンビニに売っているのを発見。大量に購入し、ヨーグルト同様1か月間、1日1本飲用してみました。

実際に飲食をし続けたら驚きの改善が!

胃痛がなくなった女性のイラスト

というわけで、前述したとおり、LG21を1回90g、1日2回食べ、ヤクルトBF-1を1日1本飲用してみました。

摂取し始めて2日目、毎日便秘で悩まされていましたが、そんな悩みが嘘かのように、便がよく出るようになりました。

3日目。まずは、起床時の胃の痛みが無くなりました。

1週間たつと、1日1回は起こっていた胃の不快感はなくなりました。

そして、そこから1か月間、摂取している間はまったくと言っていいほど、胃のトラブルに悩まされることなく生活できました。

1か月の実験が終了しましたが、飲食を止めたときに症状が出現することが怖かった自分は、とりあえず今でもLG21は続けています。このLG21だけでも摂取し始めて1年半たちますが、胃の痛みは起こっていません。

乳酸菌パワー、恐るべしです。

食べ物も大切だけど生活習慣の見直しも大事です

乳酸菌の力によって、胃の諸症状から解放された自分ですが、いつまでも乳酸菌に頼るわけにもいきません。食べ物も大切ですが、やはりリスクファクターの除去が大事です。

遺伝はしょうがないとしても、そのほかは自分の力で改善ができます。他の病気でもそうですが、生活習慣を見直していくことが大切となります。

胃がん予防に大きな効果のあるヨーグルトとヤクルト。たった1か月の摂取でも症状が劇的に改善されたことから、継続していくことで大きな効果を発揮してくれるのではないかと思います。

胃の深い症状でお悩みの方、ぜひ一度試してみてください。ただ、くれぐれも食べ物に頼るのみではなく、生活習慣を見直し、規則正しい生活を送っていくことが大切です。そして、症状が続く場合には一度病院で検査を受けることをお勧めします。

著者:RAY

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看護師の資格と知識を生かして医療系の記事を中心に書いています。