具が充実していない時代は、病気の有無を医師の五感のみで判断していたものです。身体検査の時などに聴診器を当てるのはそういった時代の名残りなのですが、自分の五感を働かせて患者の身体から病気の予兆を探り当てることは現代でも医師に求められる資質の一つです。 内臓疾患の検査において、被験者の身体を直接触る触診は非常に有用